ビデオ行動分析ソフトウェア「スタジオコード」

【お知らせ】ビデオ分析ソフトウェア「スタジオコード(Studiocode)」について

2018年8月31日 有限会社フィットネスアポロ社

教育・医療・産業分野のビデオ分析ソフトウェアとして販売を行ってまいりました「スタジオコード(Studiocode)」は、2017年12月31日をもちまして、同じ機能を持つソフトウェア「スポーツコード」に統合されました。 今後、製品情報のご提供やお問い合わせの受付は「スポーツコード(Sportscode)」のサイト(http://sportscode.jp/)にて行ってまいります。ユーザー様へのサポートも、引き続き弊社にてご提供してまいります。またスタジオコードの開発・発売元であるVosaicの製品につきましても、弊社にてお問い合わせを承ります。ご了承のほど、よろしくお願いいたします。 フィットネスアポロ社では、20年間のビデオ分析ソフトウェアの販売経験を元に、今後もあらゆる分野のお客様に最新のビデオ分析・共有のソリューションをご提供してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

○ お問い合わせ
有限会社フィットネスアポロ社 営業部 Hudl Japan(担当:橘)
TEL 03-5793-7011 http://sportscode.jp/

 

 

今回は、スタジオコードのTwitter(@Studiocode)に紹介されている、カナダ、トロントの病院での取り組みの記事を引用しご紹介します。

記事では、手術室でのスキルやチームワーク向上のために開発されたビデオシステムのもう一方の側面を、航空機事故などで使われるブラックボックスを例に書かれています。
医療現場だけでなく、教育や産業などにおいても、ビデオ導入時に意識しておかなければならない問題点を提起しています。

Operating room ‘black box’ invented by Toronto surgeon
トロントの外科医が開発する、手術室向け「ブラックボックス」ソフトウェア

 

パイロットの操縦記録システムからヒント得て開発された、手術室での活動を記録するシステムを取り入れることによって、外科チームは、より良い手術を行うための助けを得るはずです。

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<thestar.com>

手術におけいて理想的な行動からの逸脱を見つけるために、teodor Grantcharov氏(聖マイケルの病院の外科医)は、彼の手術室で彼が開発した「ブラックボックス」システムをテストしています。
(※写真の背景にスタジオコードが利用されているのが見れます)


トロントの医師は、外科医がどう行動すことで、より上手に手術ができるようになるかの手助けを、航空産業技術の中からヒントを得ました。

TeodorGrantcharov氏は、手術室での活動のすべてを記録して、外科医がどこで失敗を起こすかを確認するのための「O.R.ブラックボックス」を開発しました。

「我々は完璧と思われる状況からでも、非常に小さな逸脱を見逃しません。逸脱が全くない手順などありません。と「最小侵襲的処置」を専門とする聖ミカエル病院の外科医は言います。

現在はまだ、Grantcharov氏のこの試みは、パイロット研究の段階ではありますが、すでにデンマークの外科医が外部でこのシステムのテストを始める計画もあります。

Grantcharov氏は、来年の査読済み医学ジャーナルで調査の結果を公表したいと考えています。そして数週間のうちに、彼はワシントンD.C.で開催される大学外科医の会議で、どのように機能するかについて説明することを計画しています。

もし「O.R.ブラックボックス」のコンセプトが受け入れられれば、世界中で行われている手術に革命をもたらす可能性がある。と彼は言います。

「私は、この時点で私の手術室でこのコンセプトをテストしています。 あらゆる外科医と外科チームのために、私の展望は、あらゆる手術室でこれが使用されることです。「我々は絶えず学ばなければならなくて、絶えずよくならなければなりません。」と、Grantcharov氏(トロント大学の医学部の准教授)は言います。

「ブラックボックス」の記録はすでに現在使用されているデータとも似ています。腹腔鏡手術においては腹腔鏡が患者の体内で動いている場所を確認するモニターを使用しているので、その映像から容易に記録することができると言います。

ブラックボックスは、手術に関わる医療専門家のチーム全体のビデオ映像と音声も同時に記録します。手術の成功は外科医の個人の能力以上のところにある、と彼は説明する。

O.R.ブラックボックスが従来と異なる点は、手術の後に行う分析行為です。

「私たちの研究チームには、技術的なスキルの分析の専門家や、チームのパフォーマンスを分析する専門家もおり、機器の安全性や人的要因のような他のものを分析することもできます」と彼は言う。

間違いがが指摘されるのは、この評価の時です。それは、ちょっとの間、縫合針を見失っている外科医のような些細なことでもあり、それは、あまりに激しく腸をつかんで、穴をあけるほどの特徴的なことであったりします。

オンタリオ外科協会の元会長のJeff Kolbasnik博士は、患者の安全性と医療の質の向上が期待できる、このアイデアに好意的であると言う。

「原則として、大きな前向きな行為である。しかし潜在的否定的な結果が、同様に評価される必要があります」と、彼は警告します。

Kolbasnik博士は、ただでさえストレスの多い手術において、「絶えず見られている」ようなストレスを、さらに与えないか心配している。それがそうであるならば、手術の成功に疑問にも感じる。

「ストレスには、パフォーマンスにとって、プラスの面とマイナス面を持ち合わせています。適度なストレスは認識と機敏さを高めて、実際にパフォーマンスを向上させるということを知っています。 しかし、ストレスがさらに過度に働けば、パフォーマンスを悪化させるかもしれません」と、彼は言います。

Kolbasnik博士は同時にブラックボックスが訴訟において利用される可能性もあるだろうと考えています。その場合は導入において立法上のフレームワークを必要とするかもしれないと言います。

Grantcharov氏は、これは主に教育を目的に使われるべきだと強調する。
「誰もが、より上手く行うことができるようになります。私は多くをこのプロジェクトから学びました、そして、私も、より上手く行うことができるということがあると気がつきました」と、彼は言います。

彼は、O.R.ブラックボックスが低いパフォーマンスを特定するための懲罰的なツールであることを目的としないと強調しようと苦労しています。

「我々は、非難や不正を見つけたいのではない。我々がよりよいパフォーマンスを支援するためのツールを探してるのです」と、彼はリポーターに強調します。このメッセージことは重要です。

しかし、航空業界のブラックボックスでは、何か事故の際、事故の原因ついて判断するために使われています。そして、同様に手術も、大きな有害事象として知られています。
(*有害事象:薬物やその他の療法による治療を受けている間に発生する、予期せぬ医学上の問題。)


「確かに、それは何が上手くいかなかったかを説明することを助けてくれます。人為ミスでしたか? 技術的故障でしたか? 次により安全にするために、どんな情報が必要ですか?」と、彼は説明します。

 

元記事:thestar.com Health & Wellness Saturday, May 10, 2014記事より引用訳
http://www.thestar.com/life/health_wellness/2013/09/30/operating_room_black_box_invented_by_toronto_surgeon.html#!