ビデオ行動分析ソフトウェア「スタジオコード」

【お知らせ】ビデオ分析ソフトウェア「スタジオコード(Studiocode)」について

2018年8月31日 有限会社フィットネスアポロ社

教育・医療・産業分野のビデオ分析ソフトウェアとして販売を行ってまいりました「スタジオコード(Studiocode)」は、2017年12月31日をもちまして、同じ機能を持つソフトウェア「スポーツコード」に統合されました。 今後、製品情報のご提供やお問い合わせの受付は「スポーツコード(Sportscode)」のサイト(http://sportscode.jp/)にて行ってまいります。ユーザー様へのサポートも、引き続き弊社にてご提供してまいります。またスタジオコードの開発・発売元であるVosaicの製品につきましても、弊社にてお問い合わせを承ります。ご了承のほど、よろしくお願いいたします。 フィットネスアポロ社では、20年間のビデオ分析ソフトウェアの販売経験を元に、今後もあらゆる分野のお客様に最新のビデオ分析・共有のソリューションをご提供してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

○ お問い合わせ
有限会社フィットネスアポロ社 営業部 Hudl Japan(担当:橘)
TEL 03-5793-7011 http://sportscode.jp/

[2]シミュレーショントレーニングにおける、リアルタイムでの評価とデブリーフィング

〜 iCODAを使ったオンラインコーディング 〜

 

前回のコラム([1]チームワークの評価にスタジオコード&iCODAを活用)でご紹介したALSOインストラクターコースについて、シミュレーション中の評価の手順と、その後の振り返りについて、ご説明を進めましょう。

 

1. シミュレーショントレーニングの様子は、俯瞰で撮影できるように高い位置に置いたビデオカメラで記録します。コミュニケーションやリーダシップの評価・振り返りですので、ワイヤレスマイクは必須です。さらにスタッフの表情などを撮影するために近くに置くビデオカメラ、時にはそれに加えて点滴の台にGoProカメラを取り付けて、手元の動きを撮影することもあります。

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2. 高い位置のビデオカメラから、HDMIケーブル、ビデオキャプチャデバイス(Blackmagic社製)、Apple Thunderboltケーブルを介して、スタジオコードにビデオをキャプチャします。

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3. スタジオコードのMacと、iPad(2台)はAirMacを介した無線ネットワークで接続します。Macの「ネットワークを作成…」機能を用いたアドホック接続は、10mくらいまでの距離なら非常に便利な方法です。

4. iPad上ではiCODAを起動し、TeamSTEPPSのツールを配置した「フォーム」(スタジオコードの「コードウィンドウ」に該当)を開きます。Mac上でもCODAを起動して、コマンドセンターで「オンラインコーディング」の設定を行います。この方法については、CODAのマニュアルをご参照ください。

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5. Mac上のCODAからコーディング開始の信号を送ると、iCODAのカウンタが自動的にスタートします。評価者のかたは、シミュレーショントレーニングを行うメンバーのまわりを自由に動きながら、TeamSTEPPSのツールが適切に使われているか、iCODAから入力を行います。iCODAのイベントボタンにある「ポップアップタグ」機能によって、ツールのボタンをタップすると、そのツールに対する評価(「GOOD」「BAD」)のタグボタンが表示され、タップするとまた隠れます。

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6. iCODA上でタップされたボタンの情報は、無線経由ですぐスタジオコードのタイムライン上に記録されていきます。コードマトリックスを開いておけば、数字の変化をリアルタイムに確認することができます。もちろん、インスタンスムービーの再生も行うことができます。

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7. CODAのコーディング、スタジオコードのキャプチャをそれぞれ終了すると、タイムラインが完成していますので、このまますぐに、シミュレーション後の振り返りを行うことができます。例えトレーニング後の振り返り(デブリーフィング)の時間が短い場合でも、マトリックスとインスタンスの情報を使って、ポイントを絞ったフィードバックを行うことができます。

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例えば、TeamSTEPPSには「チェックバック」というツールがあります。これはメッセージを受け取った側は、確認したことを必ずフィードバックしなくてはならないというものです。例えば「(薬品名)を(いくら)投与してください。」という指示に対し、ただ「はい。」と答えるのではなく、「(薬品名)を(いくら)投与ですね?」とフィードバックし、発信者がそれを受け取ったことを確認することで、クローズドループコミュニケーションを行うものです。

例えばスタジオコードのタイムラインから、この「チェックバック」のコードに「BAD」のラベルが付いているインスタンスを再生し、コミュニケーションの中のどこが悪かったのか、を参加者全員で確認しながら振り返ります。

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映像と音声を使った振り返りを、しかもトレーニングの直後に行うことで、評価者と受講者の意識のずれを発見し、納得して次のトレーニングに向かうことができるのです。

(スタジオコード営業チーム 橘 肇)