ビデオ行動分析ソフトウェア「スタジオコード」

 

今回は、スタジオコードの開発元サイトでも紹介されています、教育現場でスタジオコードを使うための具体的な使用例を動画にしているブログを紹介いたします。

 

ブログサイト
StudioCode for Educators(http://studiocodeeducation.wordpress.com/)」

educators_1
ブログの運営者は、Tara Kaczorowskiさんeducators_2 
アメリカ、ニューヨーク州のバッファロー大学で特殊教育を研究する博士課程の学生です。
現在、特別教育プログラムのオフィスで、デジタル時代のリーダーを養成するリーダーシップ助成金を受けて研究をしています。
彼女の研究プログラムでは、通常の教育的な研究だけでなく、将来の先生のために、教育現場でテクノロジーを活用するための研究をおこなっています。研究の主な領域は、デジタル技術の活用で障害を持つ生徒の教育成果を向上させること。
現在は、フィールドでのビデオ活用法の研究のためSportstec社の[スタジオコード]を使い「調査分析」「教員評価」「学生の構成」の3つの分野で調査を進めています。

ブログの内容は、かなりテクニカルな内容も多いですが、フィールドの事象をどのようにデータ化、映像化するかといったことを動画で具体的に説明されていますので、大変参考になると思います。

 

educators_3

実際の現場で撮影した映像を使っての説明もあります。

 

educators_4

コードウィンドウの設計方法については、かなり突っ込んだ内容になっています。

 

 

Taraさんは、ブログの初回の記事でスタジオコードを研究に使う利用を述べています。
(↓以下 引用訳)

”私は、丸1日をかけてスタジオコードのトレーニングを受ました。すぐにこのソフトウェアを自分の研究にどう使うかのアイデアが頭の中で回りはじめました。

スタジオコードは単にビデオコーディングソフトウェアだけではありません。スクリプト用コードウインドウを用いることで、同時にデータ分析ができ、データの収集と分析のためにデータ表示が同じウインドウ内でできることで、強力なプレゼンテーション ・ツールになります。

さらに、ライブキャプチャー機能は、このソフトの優れた機能のひとつで、授業の観察のために非常に有効です。特にiCODAを使ったリモート観察はとても便利です。

学校では「品質指標」としてAPPR 計画に基づいており、それにそってコードウィンドウ(場面を抽出するためのボタン設計画面)を作成します。実習などでは、例えば積極的な賞賛 / 言葉遣い / 質問の後の待ち時間 などを取り出し、先生の行動改善に用いたりします。

操作は、管理者や指導者が観察しながらスクリーン上のボタンにクリック、タッチすることで観察場面をデータと共にビデオ映像で記録することができます。

ライブコーディング(観察しながら映像やデータをピックアップする機能)では多くの時間を節約できる点が大きなメリットです。またライブコーディングの後からでも追加や修正のコーディングができるので、後からじっくり観察することもできます。

コードウインドウがしっかり準備できているなら、1日につき多くの観察をコード化することも可能です。複数のビデオを読み込むこともできるので、スポーツなどでの、複数の角度から映像を取り込む分析をすることもできます。この機能は教育現場においても、特に行動観察を実施するときに役に立ちます 。

私は、伝統的な紙 鉛筆 ワークシートに代わる 多モードeWorkbookとしてiPadを利用しているパイロット研究を終えました 。

次の研究の段階では2台のカメラを用意し、1台は生徒とiPadとの関わりをコード化するために、iPadの操作を中心撮影し、もう1台は、学生の全体の動きを観察する(学生がどのように他の人と交流するか) ために使います。

コードウインドウでは、コードの階層を視覚でわかるような表現で作れます。アクティベーションリンク機能は、関連性あるボタンを複雑に連動できる便利な機能です。このあたりを今後のビデオのなかでも紹介していきます。”